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パソコン塾アイティーエル こぼれ話 

苦労して解決したこと、意外な原因、ちょっとしたコツやノウハウなどをお話していきたいと思います

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パソコン設置場所を移動したらモニターに映像が映らない

「モニターケーブルは一見つながっているが。。。」


デスクトップパソコンでは、パソコン本体とは別に、ディスプレイモニターが必要です。
パソコンとモニターの間は、モニター用ケーブルで接続されています。

パソコンの設置場所を移動するときは、通常このケーブルをパソコン本体およびモニターから
一旦はずして、バラバラにし運搬しやすい状態にします。そして移動後の設置場所にて再度、接続します。
(まれに、ケーブルをはずさないまま、右脇にパソコン本体、左脇にモニターを抱えて設置場所を変えてしまうツワモノもいらっしゃいます。でもいろんな意味でキケンですのでマネしないほうがいいと思います)

さて、そのケーブルを接続するときに実は、いろんな罠が潜んでいるんですね。
今回は、最も単純なものに引っかかってしまいました。

罠1
「機器構成の思い込み」
 
 
このデスクトップパソコンは、オンボードでD-subのディスプレイ端子を持ってました。
パソコン背面の標準的な端子類パネルの中にその青色のD-subのディスプレイ端子があります。
パソコン移動後の設置時には、当然のごとく、ケーブルをこの端子に接続しました。キーボードやマウスなど他のケーブル類をパソコンに接続し、スイッチオン!ところが、モニターには、まったく信号がきません。(画面に「No Signal」という表示がでています。)
移動後の設置場所は、少々、窮屈な場所にしたので、パソコン本体の背面を確認しずらいのですが、手探りで、ケーブルがきちんと接続されていることを確認しました。問題ありません。モニター側の端子のケーブル接続も確認しました。こちらも問題ありません。
 
コンピュータ本体は、ハードディスクのアクセスランプの点滅具合から判断して、正常に起動しているように思います。
 これはちょっと手詰まりです。こういうときは、面倒くさいですが1からやり直すのに限ります。

パソコン本体を窮屈な場所から広い場所に引き出して机の上に置き、ケーブル類を外していきます。

そのとき、わかりました!(自分の思い込み間違いに。。です)
「実はパソコンにディスプレイモニタ用の接続端子が2つあった」

デスクトップパソコンに特有と言っていい状況です。
 このパソコンには、 PCI-EXPRESSスロットに後付のグラフィックボードが刺さっていたんです。PCI-EXPRESSスロットにボードが刺さっていると通常、オンボードのグラフィック端子は無効になりますから、当然、信号は出ていない状態です。ケーブルをPCI-EXPRESSスロットのグラフィックボードのD-sub端子に接続すると、ディスプレイモニタにきちんと映像が映りました。
もうガックリでした。。

・言い訳その1
「パソコンからケーブルをはずして、移動先へ設置するまでに3日間ほど、時間が空いた」
ケーブルをはずしたときには、当然、後付のグラフィックボードの端子からはずしているのですからその時点では、モニタ接続端子が2つあったことは、わかっていましたが、、、
3日間の期間で、すっかり忘れていました。

・言い訳その2
「デスクトップパソコンのケースの背面形状が特殊」
このパソコンのケースの背面は平坦ではなく、1.3センチほど、奥まったところに端子類の面が来るようになっています。かつ、標準端子類のパネルはパネルでくぼみ、拡張スロットの部分は、また別のくぼみになっています。PCI-EXPRESSのスロットは、そのくぼみのキワで一番上に位置していますから、パソコンを上方から見るとちょうどPCI-EXPRESSのスロットが見えないんです。なので、設置する際には、標準パネルのD-sub端子しか見えず、もうこの端子だと思い込んでしまいました。

今回は、思い込みの罠でしたが、それ以外の罠について書いておきます。

罠2
「一見、ケーブルが接続されているように見えるが、実は接点が接触していない」
そんなばかな、、と思われるかもしれませんが、まれに発生します。
ケーブル端子は、工業規格に則って製造されているので、どのメーカーが作ったものでもぴったりと合う・・・はずです。が、しかし、もの事には完璧はあり得ないので、メーカーによってあるいはロットによって多少寸法の誤差はあります。ケーブルを機器の端子に差し込むときには、しっかり と差し込みますが、自分ではしっかりと差したと思っても実際は、この製品サイズの誤差のせいで機器の端子とケーブルが キツク 噛み合っただけでまだ奥まで届いてない場合があります。この状況では、接点はまだ接触していないので、信号は流れません。
しっかり 差さっているかどうかは、力加減でなく、端子の噛みこんだ深さで判断しないとわかりません。

罠3
「ケーブルを取り外し、取り付けしている間にケーブルの中の導線が断線した」
これは、ディスプレイモニターのケーブルだけでなく、すべてのケーブルに共通した事象です。
移動する前までは、なんの問題もなく使用できていたケーブルが、移動後に断線してしまうことはおうおうにして発生します。

大抵の場合は、実は移動前にすでにケーブルがダメージを受けていることが多いです。極端な角度にケーブルを折り曲げて使用していたとか、頻繁に踏みつけれれる状況にあったとか、熱にされされる状況にあったとかです。要するに、もう断線寸前な状態だったケーブルを取り外したことにより、かろうじて信号が流れていた導線に決定的なダメージを与えて切断に至ったというわけです。

ダメージを受けたケーブルは交換したほうがいいです。切断箇所を特定して修理することも可能ですが、ダメージがまた別の箇所におよんでいる場合が多いです。


 
 
 

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ノートパソコンを有線LANで接続しようにも・・・?!

「薄型のノートパソコンには、有線LANケーブルのコネクタがありません」

DELL ノートパソコン Inspiron 11 3000Series(3147) 2in1

このノートパソコンには、無線LANの機能が搭載されており、家でも事務所でも無線LANにて接続しますし、昨今は、どこでも無線LAN環境が当たり前になっていますので、なにも不都合はなかったのです。
 しかし、ある時、ネットワークのハブはあるけど、無線LANルータはない環境でLANに接続することになりました。今までのノートパソコンでは、有線LANのコネクタがあるのが常識でしたのでなにも考えずにLANケーブルを持ってきて、、、ケーブルをノートパソコンに接続しようとして・・・・・

有線LANのコネクタがない!!

ということに気が付きました。

ちょっと考えてみれば、このノートパソコンの厚みでは、有線LANのコネクタを設置することは
不可能です。。結構ショックでした。(自分の愚かさに・・)

早速、USB<>LAN 変換ケーブルを購入し、ノートパソコン用の鞄のポケットに入れ、常に持ち歩くことにしました。(巻き取り式のLANケーブルも一緒に携行しています。)





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ノートパソコンで文字入力中に、全然別の入力欄に文字が表示される?!

「知らないうちに手のひらがタッチパッドに触れている。。」

これはもう「あるある」ですよね。

別途マウスを繋いで、タッチパッドの機能を無効にするというのが、最もベーシックな対策でした。

しばらく、ノートパソコンを購入していなかったので、知りませんでしたが各社、さまざまな対応をとっているようです。

ASUSでは、マウスが接続されたら、タッチパッドが自動的に無効になる機能が備わっていました。

2014年9月に購入した
DELL ノートパソコン Inspiron 11 3000Series(3147) 2in1
の場合は、「パームリジェクション」という機能が搭載されており、てのひらがタッチパッドにふれても、それを無視してくれます。どの程度の触れを無視するかの感度調整ができますので、好みの感覚に合わせると快適に文字入力できるようになります。

私の場合は、「+」側へ目いっぱい位置としました。

この設定で、もうほとんど、「入力位置(キャレット)がどこかにいってしまう」という煩わしさから解放されました。



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タイピングソフト 「特打」 練習中に入力できない?!

「押してしまうとそれ以降入力できなくなるキーがある。。」

私は、このタイピングソフトのおかげでブラインドタッチができるようになりました。あの効果音がなんともやる気を引き出してくれるんですよね。あと、ワープロ検定○級という判定が非常にいい。現状の自分がどのレベルにいるのかがよくわかって、
「よ~~し、もう一つ上の級になってやる!!」
という気分がモリモリでてきます。

私自身は、なったことがないのですが、同じマシンを使って「特打」をしていてもある人がするとなぜか止まってしまう。もう少し正確にいうと「ソフトは作動しているが、キー入力を受け付けなくなっている」状態になるようです。
いろいろ調べてみましたが、これという原因を特定できませんでした。

その人は、それでもめげずに練習を続けました。
  しょっちゅう「また、止まったぁ~」という声をあげていましたが。。。(^^;
でも、あるときその人が

「この左端の<CapsLock>キーに小指があたったときに止まるみたい」

というので、試してみると確かに100%止まります。
他のキーも調べましたら、<半角/全角>キーも同じくで、押してしまうと止まります。
どうも文字種を変更するようなキーを押すとダメという状態のようです。

この状態を解除する方法は、なかなかわかりませんでしたが、
いろいろ試行錯誤したところ、以下とわかりました。

  <Alt>キーと<半角/全角>キーを同時に押す

今までは、特打が止まったら、特打自体を立ち上げ直していたので、ずいぶん楽になりました。

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パイロットランプは点灯しているのに。。。変なHUB?!

「HUBが原因で通信していないことまでは、追求できたが。。」


最初、これを解決するまでに、かなりの時間がかかりました。
それ以降、同じ原因の事象は、3件ほどありました。
モノは、スイッチングハブであったり、ルータであったり、モデムであったりですが。。


原因は、電源のACアダプターの不良(というか寿命)です。ACアダプターを新品に交換することで正常に通信するようになりました。

見掛け上は、パイロットランプが点灯していますので、
「電気は来ている!電源は大丈夫なはず!」
と当然判断しますので、原因を他の要因に求めてしまうんですよね。

まずは、コンピュータのほうに問題がないかを考え、検証します。その後は ケーブルが断線しているのかとか、HUB等の機材本体が故障しているのかとか、なにか特殊な設定がなされているのかとかとか・・・
ひとつひとつ要因をつぶしていって、HUBが原因だというところまでは追い込めます。
 
でも、全然通信が復旧しないんですよね。
別の機材と入れ替える際も、電源は大丈夫と思っていますからACアダプタはコンセントに挿したままにして、機材本体だけを入れ替えて、あぁ、やっぱり通信できないと泥沼に嵌っていくんです。

最後の最後に
「せっかく持ってきたから、ACアダプターも入れ替えるかぁ、、コンセントから抜くの
  面倒だけどなぁーー」

ということで、苦労してACアダプターを入れ替えて、そして通信が復旧!を見たときには、

「へっ?!?! うそ!!」

って感じでした。

この案件以降、見た目では通電していたとしても、まずは、ACアダプタを疑うようになりました。
と同時に、ACアダプターを壁コンセントからいったん外して、通電をなくすことで、復旧することもあるということも事実として実感しましたので、問題が発生している現場に到着するとひととおり現状検証してから、まずACアダプタを壁コンセントから一度外すようになりました。
こうすると、復旧までの時間が節約できると思っています。



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プロフィール

HN:
パソコン塾のあるじ
性別:
男性
職業:
パソコン塾
趣味:
車(洗車)、カメラ、熱帯魚、オーディオ
自己紹介:
機械いじりが根っから好きなオヤジです。
小学生のころから、模型飛行機(竹ひごに紙を貼ってゴム動力で飛ばす飛行機)に熱中したり、自転車をバラバラに分解しては組み立てたりしていました。
今はそれが、パソコン、車、カメラなどに展開していっているという状態です。
いろいろな、「こぼれ話」を書いていきたいと思います。

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